2014年09月30日

Tor des Geants 2014 (Ollomont~Courmayeur)

つづき。

外のテントで端だったので予想通り寒さで目が覚めました。寒いを通り越して「痛い」が正しいかもしれません。4時間ぐらいの睡眠でしたが、よく寝られた気がします。ここでも予定より早いですが出発の準備。横でカメラを向けられていたのがわかりました。後日、その映像がYoutubeにアップされているのを見ました。

10時半前に出発。ついに最終ステージ。制限時間まで約30時間残っています。今まで通り行けば余裕を持ってフィニッシュできますが、気を引き締めて。ここまで来て怪我でリタイヤは泣くに泣けませんので。

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街を抜けて樹林帯の登山道へ。登山道を抜けると牛が放牧された中を進みます。コース上に牛がいて、その真横を通ります。特に向かってくることもなく無関心な牛たちです。赤いウェアを来ていたらどうなるか、ちょっと興味があります(笑)

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Rif. Champillonのエイド。どことなくのんびりと時間が流れている小屋の雰囲気。ここからちょっと急な登り。天気は良いですが暑いって感じではありません。登り切ったところがCol de Champillon(標高2,709m)です。ここからはモンテ・ビアンコ(モンブラン)が見えます。ついに来たかって思いです。写真を撮ってやる!って人がいたので、モンテ・ビアンコをバックに遠慮なく撮ってもらいました。

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ここから下りです。しばらく急な下りです。両足の踵に近い外側の水膨れと足の裏が痛くて、下りがちょっと負担になって辛い状態です。なので我慢できる範囲での早歩きです。でも長い下りだと結構ストレスになります。他の選手との間隔があるので追われて気になることがないのが救いです。

下り切るとPonteilleのエイド。その後、長い長い平坦な林道です。約10km続きます。最初に数人追い抜いた後、誰にも会いません。追い抜くこともなければ追い抜かれることも。足が痛くなければ走っていたと思います。その方が気が楽になっていたでしょうから。

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眼下に街が見え始めた林道の終盤で、短いストライドでゆっくり走ったほうが足の裏に負担がかかりにくいとわかったので、緩い下りのところでその走りをしたり歩いたりを交互に繰り返し、気持ちペースアップします。集落に入ったのでそろそろエイドかなと思いましたが、街を抜け次の街へと続き、なかなかエイドに到着しません。

街の中でトラバースさせられているような気分になりましたが、Saint-Rhemy-en-Bossesのエイドに到着。街の人がたくさんいて、とても賑やかなエイドです。茹でた後に火を通して軽く焦げ目がついたペンネが意外と美味しく感じました。エイドから出発する時もたくさんの声援を受けました。最後のピークを目指します。街から遠くに見える山塊のどこかがピークだろうと思っていましたが、実際は違いました(笑)

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だんだん登りになります。谷の奥へ進んでいく感じ。遠くにエイドらしき建物が見えます。スタートの先日のブリーフィングで発表されていた一部コース変更したと思われるところを通ります。あまり踏み固められていないようで歩きにくいところでした。

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車が走ることができる林道を少し進み、また牛が放牧されている中を突っ切って、Rif. Frassatiのエイドに到着。エイドの入口付近まで牛がいました(笑)広い山小屋で快適です。エイドに食べ物を取ってテーブルで食べているところをカメラを持った人にずっと追われているのがわかりました。

エイドを出る頃、間もなく完全に日が暮れそうな時間でした。ヘッドランプを準備して出発。あと数kmでCol de Malatraです。ここからの眺めは美しいという人がいますが、着く頃には残念ながら日が落ちます。せめて下から写真を撮ろうと思いましたが、ガスっていて見えません。

このあたりのコースを示すフラグが牛に食べられていて数が少なくなっていました。幸い少し離れた前方に選手がいるので迷うことはありません。斜めになって歩きにくいところを登ってピークに近づいていきます。いつものパターンで、登ってもその先にまだ登りが続くと思い込んでいましたが、あっさりとCol de Malatra(標高2,925m)に到着。

真っ暗な中でも皆さん記念撮影。私も何も言っていないのに、前にいた選手が撮ってやるって声をかけてくれましたので、もちろん遠慮なくお願いしました。撮ってくれた選手はその後からくる選手にも声をかけていました(笑)

最後のピークが終わってあとは下り。当たり前ですが真っ暗です。日中だとどんな景色が見られたのかな~。標高が3,000m近いところなので気温が低く、露出している膝周りが痛いです。早歩きで下って行きます。3名のグループを追い抜いたので前には誰もいません。フラグが若干今までより少ない気がしますが、迷うことはありません。途中灯りがあったのでエイドだと思ったら違う建物だったところもありました。

Rif. Bonattiのエイドに到着。ここからゴールのCourmayeurまでは、逆走になりますがCCCでもUTMBでも通ったことがあるルートですので安心感があります。Courmayeurまであと11kmぐらいです。このまま行っても暗い時間帯にフィニッシュなので、ここで仮眠することにしました。快適な仮眠スペースに案内されました。1時間と言って横になります。

1時間後に起こされました。あと1時間って言って二度寝。再び起こしに来てくれました。時計を見ると1時頃。1時間+1時間の2時間のはずが3時間近く経っているような・・・。問題ありませんけどね(笑)再びエイドスペースに戻って温かいものを補給し、お礼を言って出発。

次のエイドが最後のエイド。多少登りがありますが、ほぼフラットなコースです。右手に月明かりのおかげか、グランド・ジョラスとかドリュー針峰のシルエットが確認できます。過去に見ていますが、ここ日中に通過したかったな~と思いながら走りました。

最後のエイドRif. Bertoneに到着。まだ3時です。ここでも仮眠させてもらいます。時間調整です。また1時間って言って横になり、1時間後に起こされます。起きてからしばらくボーッとしていました。支度してエイドまで戻ると、スタッフ3人ともテーブルにうつ伏して寝ていました。寒いし辛そうでした。もう1回寝て良いか?と聞いたら良いと言われたので、また仮眠スペースに戻って二度寝(笑)

また起こしに来てくれました。またしばらくボーッとしていました。外は明るくなっていてもうヘッドライトは要りません。そろそろ出発しようと。外のエイドスペースはまだ寒いです。温かい飲み物も少し冷めているような・・・。

あと約4km下って終わりです。このまま行けば8時頃フィニッシュできそうです。出発。目の前にはモンテ・ビアンコが見えます。丁度登ってきたハイカーの人に撮ってやるよと言われて、モンテ・ビアンコをバックに何枚か撮ってくれました。みんないい人だ。

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最後の下りでは、登ってくる人みんなに声援を受けました。UTMBの時もそうでした。リスペクトしてくれますね。見覚えのあるCourmayeurの街並みに入りました。思った程人がいなくて拍子抜け。最後のフィニッシュゲート前のレッドカーペットの周りは・・・誰もいない・・・。8時はまだ早い時間なのか?ちょっとガッカリしながらフィニッシュゲートへ。そん中でも、YTさんが待っていてくれました。ありがたかったです。

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142時間8秒。タイムは後で知りました。完走(完歩?)が目標だったのでタイムに気にしていませんでしたので。たくさんの声援の中でフィニッシュしたかったので、最後のライフベースを出る時間から早かったかなとかいろいろ思うところはあります。でも目標は無事達成。この達成感は帰国後にじわじわ味わうことになりました。
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2014年09月29日

Tor des Geants 2014 (Valtournenche~Ollomont)

つづき。

ここでもよく眠れましたが、予定より早く目が覚めます。寝た時にたくさんいた選手も、起きた起きた時は疎ら。時間は十分余裕がありますが、こう少ないと焦ります(笑)5時間ぐらいは寝ましたかね。装備のルーチンワークを済ませ、エイドスペースへ。お湯をもらってアルファ米を食べます。その他エイドで用意されている食べ物を胃袋に入れていきます。

ドロップバックを預け出発。13時ちょっと前。日差しが緩くなる夕方出発を考えていたのですが、先程の理由で早く出発することになりました。スタッフらしき人が途中まで案内してくれました。集落のようなところを進みますが、目印のフラグを見失いました。少し離れてついてきていた選手に向かってわからなくなったようなジェスチャーをするとわかったらしく、一緒にルートを探しました。その選手が近くにいた人(選手ではない)に声をかけルートを聞いていました。案内してくれるとのことでついて行きました。大きくルートを外れた訳ではなかったのですが、街の方が迷いやすいです。

無事コースに復帰。トレイルに入ります。ゆるゆると登って行きます。しばらく樹林帯のようなところです。視界が開けます。いつの間にか一緒に迷った選手はいなくなっていました(ずっと先に進んでです)。

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Rif. Barmasseのエイドに到着。装備チェックをされている選手がいました。また私のところに来るなかなと思いましたが、補給している間にいなくなっていました。エイドを出てしばらく林道を進んでいると、追い抜いた車から人が降りてきて、大きな声で話しかけてきます。何を言っているかまったくわからず(イタリア語)。でもここはコースはあそこだと言っていることがジェスチャーでわかりました。礼を言ってショートカットしてコースに復帰します。

正しいコースを進んで行くと、結局また林道に合流しました。多少距離は短くなっていると思います。下り過ぎじゃない?と思うぐらい下って、今度は登り。もう驚かなくなっていますね。このパターン慣れましたが、急な登りは慣れません(笑)

モンテ・ローザと思われる山が見えました。さらに進むと、モンテ・チェルヴィーノらしき頭の部分が見えました。でもこれ以上は見えず。モンテ・チェルヴィーノはこれが最初で最後。これが今回唯一の心残りかもしれません。

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Fenetre d'Ersazを過ぎるとトラバースしたルートの緩い登りに変わります。ずっと先に選手がいるのが見えます。眺めは良いです。

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Varetonのエイドに到着。食べたいと思ったものを食べます。このエイドの先も相変わらずずっとトラバースした緩い登りのルートが続きます。ところどころでやや急なところがありましたが。

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緩いアップダウンが長すぎたのか、日中に通過した区間でも記憶がほとんどない乗っていないのがここです。似たような感じの風景が続くと夜間でも変わらないってことでしょうか。Biv.Reboulazのエイドもどんなところだったかも覚えていません(笑)写真を撮っているのですが、見ても思い出せないです。

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Rif.Cuneyのエイドに到着。いつの間にかサングラスをどこかで落としているのに気づきました。しばらく使っていなかったので、バックパックのフロント引っかけていました。いつもは気にしていたのですが、コースの単調さに注意力も散漫になったか?エイドでは有料(5€か6€のどっちだったかな?)のメニューもありました。

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18時過ぎなのでそろそろ日陰が寒い時間帯になってきました。この後も緩いアップダウンが続きます。エイドに次のエイドまで距離が表示されているのでっすが、それ以上に長く感じられます。暗くなってからRif.Clermontのエイドに到着。中は狭いです。TKさんに声をかけられました。いつに間に追い抜かれたのか。

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登りはあと少し。すぐに出発。Col Vessonaz(標高2,788m)に到着。写真はぶれて何が写っているかわからない(苦笑)ここから下りです。

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このステージでも長い下りがありました。約9kmです。早歩きでガンガン行きましたが、ずっと前は真っ暗なまま。追い抜いても自分のペースより随分ゆっくり進んでいるので、あっという間に前後に誰もいなくなります。そんな中で1ヶ所迷いそうなところありました。

2時間ぐらい下ってOyaceのエイドに到着。このステージではライフスペースまであと一山越えます。ここで30分程横になります。広い建物ですが、仮眠スペースはその広いフロアに一角。今までの小屋のように別室ではありません。明るくて人の声が聞こえます。ホントに横になっただけ(笑)仮眠ベッドもタイミング良く空いただけで、数が少なくエイドのベンチに横になっている選手もいました。

後から来たTKさんはもう少し休んで行くってことだったので、ここでまたお別れ。エイドで食べ物を胃袋に入れて出発。当然真っ暗なので、どんなコースだったか覚えていません。ピーク手前に仮設のようなエイドが現れました。ピークまでもう少しのところです。

少し補給して出発。コースがトラバースしているのがわかります。自分が登って行くと、このエイドが下の方に見え続けていました。Col Brison(標高2,488m)に到着。

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ここからライフベースまで下るのみ。すぐに街の灯りが見えたので、このステージでは近くて良いなと思ったのですが、間違いでした。トラバースで街の灯りが見えなくなるところまで振られ、長い林道を下らされます。歩きにも足に負担がかかる斜度です。なるべく石が少ない部分を選んで下ります。ペースは早歩きです。

下って行くと私設エイドのようなところがありましたが、Berrioというオフィシャルのエイドでした。ゼッケンはチェックされるので立ち寄りますがすぐに出発。

エイドがあるってことはもうしばらく距離があるのは容易に察しがつきました。斜度は相変わらず足にきついのでだんだん腹が立ってきます。これは虐めかと(笑)やっと街に下りてきたので着いたと思ったら、街中の坂を登らされます。

待望のライフベースOllomontに到着。5時半過ぎの夜明け前です。このステージは17時間かかりました。ドロップバッグを受け取り仮眠スペースへ。エイドの2階と外の大きなテント。エイドの2階に上がるところで、Aさんと再会。仮眠が終わってこれから出発とのこと。随分差がつきました。2階のスペースを覗きますが、真っ暗でどこが空いているかわからず。空気が重そうだったので(笑)外の大きなテントの中で寝ることにしました。外なので明け方寒いだろうと想像がつきましたので、着込んで仮眠です。

つづく。
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2014年09月27日

Tor des Geants 2014 (Gressoney-Saint-Jean~Valtournenche)

つづき。

17時過ぎまで仮眠。初めてよく寝られた気がしました。それでも予定より早く目が覚めました。エイドスペースに行っていつものルーチンワーク。雨後の影響で泥だらけになったシューズを再び交換。といっても元に戻しただけ。ゴアテックスのシェルは予備で持っていたレインウェアと交換します。

18時半に出発。しばらくは平坦なコースを進みます。でもあまりに平坦なコースが長いことと、前後に選手がいつまでたっても皆無のため、時々ミスコースしていないか気になります。コース脇の「TDG」フラグを見つけて安心することが何度かありました。

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どんよりした空模様だったので気になっていましたが、また雨です。今回はすぐにレインウェアを着ます(上だけ)。そういう時に限って長い時間降らないもの。平坦なコースが終わって急坂の山道に入ってから脱ぐことになります。

カウベルの音がずっと聞こえているので、集落が近くにあるのかと思いましたが標高は上がってきているし、どこなのか不思議に思いながら登ります。

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視界が開けたところに出るとRif. Alpenzuのエイド。入口におねえさん達がいて中に案内してくれます。選手でもない人たちも普通に食事をしています。このレースだけのためにある山小屋ではないですからね。

外にいたおねえさん達にお礼を言って出発。かなり薄暗くなってきていました。程なくヘッドランプを点灯。これで周りの様子がわからなくなり、それとともに記憶が曖昧か忘れてしまうことになります。なので、ここの記憶もほとんど残っていません。ずっと先にあそこまで登るのかなと思われるところが見えたような気がします。

Col Pinter(標高2,777m)に到着。ここから下り。途中からなだらかな下りに変わります。これがまた長い。集落が見えてきたので近いかなと思わせ、さらにエイドだと思ったら夜間営業しているバー(かな?)でした。少し前にいた選手も騙されていました(笑)

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さらに進んで、今度こそ本物ってことでRif. Crestのエイドに到着。暖かいベジタブルスープをいただく。食べ終わったら出発。広い林道を下り切ったら終わりと思っていたら、登り始めました。あまりに登りが続くので、どこかでルートを間違って、次のピークの登りルートに入ってしまったのかと不安になる。前後に選手はいないし。

しばらく進むと、下りが始まったので間違えていなかったと安堵。Saint-Jacquesのエイドに到着したのは1時間半後。1時間寝たいとお願いして仮眠スペースに案内してもらう。1時間ぐらいで目が覚めた。でも起こしに来てくれていなかったようだ。

エイドを出でたら登り。ところで、そろそろモンテ・ローザは見えても・・・と思いましたが夜だと何も見えないかと勝手に納得。少し先で車が通り過ぎる灯りが見えたので、そろそろ次のエイドの山小屋が近いかと思いました。その車が通った道を横切りさらに登ります。でも、山小屋はまだ先のよう。それらしい灯りは見えず。

登り続けてついに山小屋が見えました。Rif. Grand Tournalinに到着。広くて豪華な山小屋。温かい具がたくさんはいったスープをいただく。量が多く食べきるのに一苦労(笑)残したら悪いですからね。ロングシートで数分横になってから小屋を出ます。

広い道が続いた後、反射するフラグに沿って岩がごろごろしたところを登ります。Col de Nannaz(標高2,773m)に到着。後は下ったらライフベースです。このステージは暗い時間に到着できそうと思いました。

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かなり下って街の灯りが見えてきたのでもうすぐだなと思いましたが、まだまだ下りが続いています。一体どこまで下るのかと。見えている街ではないのか?ずっとつづら折りを下っているので、いい加減イライラしてきました(笑)暗いうちに到着するかと思っていたのに、夜が明けました。

ヘッドランプを消灯。街に路地を歩いて、やっとライフべースValtournencheに到着しました。このステージは約12時間かかりました。7時前です。ライフベース全体がひっそりとしているように感じます。エイドでビールをもらい、仮眠スペースを教えてもらいます。

軽くシャワーを浴びて、メディカルで両足にできていた水膨れの治療をしてもらいました。片足の治療時に痛がると、もう片足を治療する時、上を見ていろと(笑)ここでは強力な絆創膏を貼ってくれました。仮眠スペースに戻って仮眠します。

つづく。
posted by ysdhrs at 19:22| Comment(0) | トレイルランニング | 更新情報をチェックする

2014年09月26日

Tor des Geants 2014 (Donnas~Gressoney-Saint-Jean)

つづき。

すでに仮眠している人たちはシャワーを浴びて小綺麗にしているように思いました。私はソックスだけ履き替えベッドへ。仮眠スペースはちょっと暑いぐらい。汗をかくほどではありませんが。窓は開けてあったので、時々涼しい風が入ってきます。

ここでもやはりぐっすり眠れず。何度も目が覚めました。16時に起きる予定でしたが15時ぐらいに起きて、階下のエイドスペースへ。ウェアを着替え、シューズはあちこち裂けていたので予備と履き替えました。ルーチン作業を済ませ出発しようと思いましたが、雨が降ってきました。しばし様子見。

ここでもTKさんに会いました。胃腸は良くなっているようでした。すぐに雨が上がる気配がなかったですが、強い雨でもなかったので16時に出発しました。

雨はそれほど気になりません。コースはしばらく舗装路です。徐々に標高が上がって行きます。しばらく右手に町並みが見えるところを進みます。

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しばらくするとコースは下りに。石の階段のようなところです。雨で滑りやすくなっているのはわかっていたのですが、滑りました。横腹を強打。イテテ・・・。今でも痛いです。下ったところで、ワインのマグナムボトルを持ったおじさんが私に飲めと。底に少し残っていただけで良かったですが、飲んでいるところを写真に撮りたいらしい。酔っているのか、なかなか撮り終わりません。ワインは飲み終わっているのですが・・・(笑)私も自分のカメラで撮ってもらえば良かったと今思います。

雨は上がりました。引き続き舗装路を進み、Pont-Saint-Martinという街です。賑やかなご婦人たちの応援と大人しい赤いデビル?ちょっかいを出してくるのかと思いましたが、大人しくて肩すかしを食らった感じです。こっちのノリが良くないと乗ってこないのかな?(笑)

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小高い丘のようなところを登っていきます。石畳や石の階段、まだ舗装路は終わりません。集落をつなぐ舗装路を渡り歩いているような感じです。時々眺めの良いところがあります。

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路地のようなところを抜け、エイドのPerlozに到着。街中なので声援も多いです。エイドを出るとさらに少し下ります。舗装路を進み次ぎの集落にあった無人の私設エイド?でプラムをいただきました。美味しかったです。舗装路から砂利道に変わります。その後で未舗装路に変わり、登って行くコースのはずなのにしばらくフラットで快適なところでした。

快適なところが終わると登り。ついにきたか?結構急な登りです。そろそろエイドがあるはずなのだがなかなか着かない。だんだん暗くなってきたので、時々チカチカと灯りが見え、次のエイドの後、あそこまで登るのではと思われる場所が視界に入ります。エイドSassaに到着。

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ここでヘッドランプの準備。程なく点灯になります。再び雨が降る始めました。しばらくはウィンドブレーカーで頑張りましたが弱まる気配はなし。そろそろ限界かと思ったので、ゴアテックスのシェルを着ます。ライフベースでシューズを履き替えたのが無駄になったなと思うぐらい強い雨です。

ヘッドランプを照らすところ以外、周りは真っ暗で状況がわかりません。稜線のようなところに出たのか、街の灯りが眼下に見えました。その灯りを右手にして登っていくと、Rif.Codaの灯りが見えてきました。雨は降り続いていますので、早く入って一息つきたいところです。

Rif.Codaに到着。中にTさんがいました。他の2人とは別々のようでした。休憩後、そのTさんと一緒に進むことになりました。ピークらしきところを止まらずに通過。雨の中を下ります。背中が痛み始めました。Donnasを出たところで滑って強打した脇腹も、不意な捻りが入ると痛みが走ります。しばらく下るとエイドがありました。私の背中の痛みを知ったTさんがロキソニンをくれました。そのTさんはここで1時間仮眠するとのことでしたので、ここで分かれました。私は10分ぐらいデーブルで目を閉じました。

少しものを食べてロキソニンを飲んで出発。雨が上がっていました。後からわかったのですが、ここのエイドはオフィシャルでなく私設だったようです。しばらくアップダウンの少ないコースで、その後、雨でズルズルになった路面の下り。その先にLago Vargnoのエイドがありました。

先ほど中途半端に寝たのとロキソニンを飲んだせいか胃の調子が悪くなってきました。30分寝ることに仮眠スペースに案内してもらいました。暖かくて気持ちの良いところです。でも30分ってあっという間。約束通り起こされました。寝たのか寝てないのかわからない感覚。しばしボーッとしていましたが、立ち上がってエイドスペースへ。何か暖かいものを食べたほうが良かったのかもしれませんが、食欲が沸きません。

この先はしばらく小屋はないのは確認できましたが、何も考えられずに出発。ここから先の記憶は曖昧。Col Marmontana(標高2,350m)までの登りは記憶になし。下りは足場の悪いところだったと思います。下ったところに仮設のエイド(Crena du Leyか?)がありました。どうしてか気持ちはいっぱいいっぱいの状態になっていました(今振り返ってもどうしてそうなったのか思い出せません)。スタッフに寝たいと言ったら、スタッフ用の仮眠スペースで寝かせてもらえました。

30分経ったのか1時間経ったのかわかりません。人の出入りと寒さで目が覚めました。ほぼ無心の状態(笑)行かなければって思いだけで前に進みます。1つピークを越え、その先のピークにエイドがありました。Colle della Vecchia(標高2,184m)です。地図で場所を確認していると次のエイドNielまで3時間って言っているのがわかりました。

夜明けが近く、周りが見え始めました。出発します。下りです。しばらく下ると街が見えました。しかし、雨が降った後なので路面はズルズルで滑る滑る。転ぶしかないようなところもありました。Nielまで3時間って言ってたけど、それ以上かかるのではと思いました。

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ズルズルの下りから抜けると少し登ってまた下り。街の音みたいなものが耳に入ってきます。エイドは近いように感じました。8時頃Nielに到着。相変わらず胃が痛いので、胃のセルフマッサージをしていると、レスキューのスタッフがメディカルに連れて行ってくれました。英語の単語を並べるだけではうまく伝わりません。吐いたりしてないかと聞かれているのはわかりました。薬を飲むか?と聞かれましたが、また何か薬を飲むのは抵抗があったので、お腹が空いているからかもしれないと伝えると、食べても痛ければもう一度来いといわれて解放されました。

エイドに戻るとAさんに会いました。ここより前に会いましたがどこだったか・・・(笑)暖かいペンネ等を食べ手持ちの胃薬を飲んで、このステージ最後のピークに向かって出発。約800mの登りです。Aさんより少し遅れて進みます。しばらく登ると視界が開けます。昨晩と違って天気は良いです。立ち止まることが多くあまりペースが上がらず。

ピークのCol Lasoney(標高2,364m)に到着。ここから広い高原のようなところを下ります。平らなところでないので歩きにくいです。犬の散歩に着ていた地元の人?のほうが圧倒的な速さで下って行きました(笑)

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このステージ最後のエイドLooに到着。ライフベースまであと7km弱です。ようやくこのステージの終わりが見えてきました。気温が上がりそうだったので、Buffを水で浸して首の周りに巻き出発。

楽に進める下りではありません。岩が露出しているところは滑りやすいです。これはわざとやっているのかと思うぐらい長々と続きます。それが終わったら舗装路です。ライフベースまで地味に登っています。どこまで登らされるのかと思ったところでGressoney-Saint-Jeanのライフベースに到着しました。12時半前です。

このステージは約20時間半かかりました。7ステージの中で一番タフなコースでした。さらに雨中、雨後とコンディションが悪くなる条件でした。精神的にも一番辛かったです。

ここでKさんをサポートしていたMさんに声をかけられました。Kさん達はまだ着ていないそうでした。ドロップバッグを受け取り仮眠スペースを確保。軽くシャワーを浴びてメディカルで水膨れの治療をしてもらいました。治療といっても水を抜いて消毒するだけです。その後、エイドでビールをもらって仮眠です。

つづく。
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2014年09月25日

Tor des Geants 2014 (Cogne~Donnas)

つづき。

仮眠スペースでは4時間ぐらいで起きます。23時頃だと思います。もう少し休みたかったですが、やはりよく寝られず。浅い眠りで何度も目が覚めて、あまり寝た感じがしません。エイドスペースへ行き、出発の準備を始めます。電池の交換と補給食の補充。エイドでしっかり補給しているため、携帯の補給食はあまり減っていません。

ここでもアルファ米のお粥を食べるためお湯をもらいます。あまり寝た感じがしないながらも、眠くなるような感じでもない不思議な感覚です。スタート時に近くにいたTKさんと会いました。胃腸を壊し辛そうです。丁度ここのライフベースに到着したYさんと少し話しをしました。

ドロップバッグを預けてCogneを出発。0時を過ぎていました。出てすぐぐらいに私設エイドの方に紅茶を勧められたので、遠慮なくいただきます。街を抜けトレイルへ進んでいきますが、コースの記憶は残っていません。Goillesのエイドで補給したことは覚えています。その後のコースも記憶になし。急なところは牧草地のようなところをダラダラと登っていたような気がします。前後の人とはかなり離れていたと思います。夜だと周りがほとんど見えませんので、勘違いかもしれませんが(笑)

相当歩いてたどり着いたような気がするRif. Sognoのエイド。椅子に腰を下ろし、うつ伏せして5分ぐらい寝ようとしたが寝られなかった記憶が残っています。エイドを出るとすぐ近くがピークのようでした。それでもつづら折りを登ってなので、目の前と言うほどの近さではありませんが。

Fenetre de Champorcher(標高2,827m )に到着。このステージ唯一のピークです。写真は残っていますが、それ以外の記憶はやはり残っていません。

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ここから次のライフエイドDonnasまで長い長い下りです。登りもそうでしたが、下りもダラダラと下るコースです。進んでも進んでも街の明かりらしきものは見えません。Rif. Dondenaのエイドも寄ったという記憶のみです。

Rif. Dondenaを出ると短い距離ですが急な下りだったと思います。長い長い下りはまだまだ続きます。民家らしき建物が時々現れますが、街ではないようです。下っても下っても街は見えません。いったいどこまで下らせるのか?と。とうとう夜が明けました。でもまだまだ下りが続きます。

街に出ると、Chardonnayのエイド。ここからDonnasまでまだ20km弱あります。しばらく舗装路や街中を進みます。民家の軒先のようなところもコースです。時々登りがあり、下りだけではありません。樹林帯のようなところも現れます。

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Chardonnayのエイドから約2時間。Pontbosetのエイドに到着。このエイドにいたおばさんから名前書いてくれと言われ書きました。その後、エイドにくる選手にも同じように名前を書いてもらっていました。不思議なおばさんでした。

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Donnasまであと10km弱。2時間ぐらいかなと。下り一辺倒でなく登っているところがあります。小高い丘のようなところかと思っていましたが、結構登らされました。ピークハントする訳でもなく、トラバースしているので、反対回りしたほうが早いんじゃないのとかも思いながら。

ようやく下り始めて登りが終わりだとわかりました。町並みが見え、舗装路になります。横断幕のようなものもみえますので、やっとDonnasに着いたと思いました。でもその街は通り過ぎます。川を渡ると次の集落です。

写真を撮りたくなるような雰囲気です。観光でゆっくりあるきたいと思えるようなところです。残念なからこの集落も通過です。

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舗装路が続きました。集落を抜けると急な下り。着いたかなと思ったら急な登り返し。この後、今度こそと思いながら何度も騙されました。本当にどこまで行くのだ~。日差しも強くなってきました。反射もあるので暑さが増します。

前のゆく選手が見えている場合だと、ルートはまだまっすぐというのがわかってしまします。良いのか悪いのか・・・。左に曲がりました。ようやく着きそうな予感がしました。11時過ぎライフベースDonnasに到着。このステージは約11時間かかりました。

昼前ですがここでもまずは睡眠です。ドロップバッグを受け取り、仮眠スペースへ直行です。

つづく。
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2014年09月24日

Tor des Geants 2014 (Valgrisanche~Cogne)

つづき。

目覚ましで2時に起きます。寝たのか寝てないのかよくわかりません。ウトウトとした程度だと思います。ヘッドランプの電池交換、消費した補給食の補充。ハイドレーションパックの水の補充をします。寝る前にアルファ米を食べましたが、エイドで追加の補給をします。

準備ができたので、2時30分頃Kさんより一足先にスタートします。追いつかれることを見越して。街から出るときが迷いやすいって聞いていましたが大丈夫でした。街からトレイルに。何となくぼーっとした感じで進みます。急な登りではなかったと思いますが、ここの記憶はなくなっています(笑)

山小屋のエイドRif. Epee到着。テーブルでうつぶせで寝ている人もいます。中に日本人選手2人も寝ていました。このエイドで早くもKさんに追いつかれました。ここからまたまたKさんと進みます。前で引っ張ってもらいます。

Col Fenetre(標高2,854m)通過。このあたりの記憶も残っていません。夜が明け始めた下りの途中からの記憶が残っています(笑)1,100m下ります。街が見えてきたので、そこまで下るのだろうなと思いました。

下って少し舗装路を進み、エイドRhemes N.D.に到着。ここでRif. Epeeのエイドでテーブルでうつぶせで寝ていた日本人選手2人IさんとTさんも追いついてきました。この2人とはValgrisancheのライフベースでも会っています。ここから先は4人で・・・となるところですが、またも私は一足先に出発しました(笑)

エイドを出るとすぐに登りが始まります。数人選手を追い抜きました。登りのペースは悪くはなく比較的スイスイ進みます。ずっと続く登りでも、前の選手に追いついて先に行かせてもらうの繰り返しです。後方には3人(Kさん、Iさん、Tさん)の姿も確認できます。ペースはほぼ同じようです。

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周りの山を見ても標高がどんどん上がって来てるのがわかりますが、登っても登っても着きません。何度か立ち止まって小休止を繰り返します。さすがに3,000m級?

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Col Entrelor(標高3,002m)に到着。Tor des Geantsのコースにある3,000mピークの2つのうちの1つ。このあと下って、もう1つの3,000mピークに登ります。

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ここから長い下りです。まだ2日目です。脚の筋肉は温存ですが、結構辛い状況です。途中でIさんとTさんが追い抜いて行きました。途中で寝転がっている選手が数名。日が当たって暖かいから眠気を誘いますからね。

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かなり下ってからKさんが追いついてきました。長い下りが終わりとエイドEaux Rousesに到着。Col Entrelorから約9kmもあったようです。IさんとTさんがまだエイドにいました。日差しが強く暑い中、コース最高峰3,299mまで登ります。このエイドから約10kmもあるそうなので、気が遠くなるというか・・・。

またまた一足先に出発。ここも少し下ってすぐに登りが始まります。日差しを遮るものがありません。しばらく進むと樹林帯に入ります。後から来た3人が追いつき追い越して行きましたが、私より10m程前にいるだけで、それ以上間隔が広がることはありません。そしていつの間にか4人が一緒に進んでいました。

途中にあった小屋か住居の前の湧き水でBuffを水に濡らして首に巻き、暑さ対策をします。この水が冷たくて気持ちいい。壮大な景色の場所を進んでいますが、眺めが良いのでこのままで思う一方で、暑さを和らげてもらうため雲がかからないかと、相反する気持ちもあります。

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谷の奥に進んでいく感じで、ようやくCol du Losonらしき場所を確認。ここからのつづら折りで登って行きますが、だんだんペースも上がらなくなってきます。壮大な景色を眺めて気を紛らわす余裕もありません。見えているのになかなか近づかないように感じます。でも、ついにコース最高点Col du Loson(標高3,299m)に到着です。

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Gran Paradiso(たぶん)も見えます。眺めにも高度感があります。登ってきた甲斐がありましたが、たいへんでした。下りもたいへんそうです。日陰が寒いので早々に下り始めます。長い下りの始まりです。

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Col du Losonから建物が見えた時、あれがエイドかな?と思いましたが、やはりそうでした。下っている途中で見えなくなったので違ったかなと思いましたが、間違いではなかったようです。Rifugio Vittorio Sellaに到着。

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かなり下った気がしましたが、まだ半分も下っていませんでした。あと1,000m下る必要があります。ちょっと長居したか?と思ったので、ここで一足先出発しようと思っていたらみんな準備を始めましたので、そのまま4人で出発。少し登り返しがありましたが、すぐに街並みが見え一気に下りました。

下り終わったあと、車道に沿って進みます。歩道の横の未舗装のルートがあれば、そちらに誘導していましたが、そのまま車道の方がアップダウンがなくて楽に思いました。ライフベースのあるCogneの街が見え、このセクションは明るい時間のうちに来られました。スタート地点から約102kmです。

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Cogneに19時前に到着。Valgrisancheを出発してから15時間半ぐらい。まずは寝ると決めていたので、ドロップバッグを受け取り、そのまま仮眠スペースへ。ここは野戦病院のような簡易ベッドに毛布というスタイルです。これが想定していた仮眠スペースなので、Valgrisancheだけが快適過ぎたようですね。

つづく。
posted by ysdhrs at 00:07| Comment(0) | トレイルランニング | 更新情報をチェックする

2014年09月23日

Tor des Geants 2014 (Courmayeur~Valgrisanche)

フィニッシュしてから10日。細かい記憶もだんだん薄れて行き始めています(苦笑)何とか覚えているうちに書き留めてみます。

去年と違って今年は天気が良いようです。スポーツセンターにドロップバッグを預けに行き、そのままスタート会場へ。場所は3年前のCCCと同じところ。スタートエリアに計測チップ通して入ります。9時半を過ぎていたのでスタートまで30分もありません。330kmもあるのでガツガツ行ってもしょうがないので、かなり後方の位置でリラックス。顔見知りの日本人と写真を撮ったりします。

10時スタート。まわりはゆっくり動き始めます。先頭のトップ選手は勢いよくスタートしているのかな~。街の人たちの大声援を心地よく感じながらゆっくり進みます。

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街から離れ緩い上りですがゆっくり走ったり早歩きで前へ。トレイルの入り口で少し渋滞。日本のトレイルレースのようです(笑)しばらく樹林帯の中を進んでいきます。樹林帯を抜けると広い林道で視界も開けます。標高もどんどん上がりCourmayeurから遠く離れました。

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まだスタートしてからそれほど時間が経っていないので、前にも後ろにも選手がつながっています。ずっと先の峠まで。心が折れることはありませんが、山のスケールの大きさに笑うしかありません。

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Col d'Arp(2,571m)まで登ると下りに。広くて長い下りです。こういうところにもヨーロッパの山の大きさを感じます。勢いよく下りたいところですが、先は長いです。いかに疲れを残さないと思うと、走るより早歩きになります。

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最初のエイドYoulazに到着。まだまだ選手が多いです。用意されているのは想定していたとおりのものです。ハムやサラミ等には手をつけません。オレンジやコーラ等をいたたぎます。

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1つめの山(峠越え)が終わったので、次は上りかと思っていましたが、まだまだ下ります。舗装路です。どこまで下るのかなと思っていると街が見えています。あそこまでかと。エイドLa Thuileに到着。下りはここまでのようです。

エイドを出てしばらくフラットな道を進みます。登りが始まると、ここからしばらくハイキングや登山の人たちとたくさんすれ違いました。皆さんから声援をいただきます。ありがたいことです。一息ついて立ち止まっていると、20分で登れるよ!みたいなことも言われました。見た目は山というよりは岩の壁みたいなのですがね。

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その壁を登っても次の峠ではなく、まだ続いています。今後のこのパターンでしばらくがっかりさせられることがよくありました。ここあたりの特徴を理解するまでですが。エイドのRif. Deffeyesが見えました。

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ここのエイドで数名の日本人を見かけました。長居せず出発。まだ半分ぐらいしか登っていないようです。峠はあのどこかかな?ぐらいは思っていたでしょうね。

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目の前のはずなのに登っても登っても着かないってのも特徴のようです。これもしばらくは何度もがっかりさせられたパターンです。ようやくこのステージ2つめのピークHaut Pas(2,860m)に到着。

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ここから先は標高800mほど下ります。どんなところだったかは記憶に残っていません。写真でみると急なようですが思い出せません。そんな下りたくさんありましたからね(苦笑)

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下りきったところで、エイドBiv. Promoudです。ここで抜き打ちの装備チェックをされました。ライフベースで装備チェックがあるとは聞いていましたが、ここであるとは。チェックは全員ではなくランダムに選んでいるようです。必須装備は全部持っているので問題はないですが。チェックも結構適当でした。バックパックに詰め込んでいるので、それらしいものが見えればOKみたいな感じでした。

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ここのエイドで日本人選手Kさんとちょっと会話。そこ後、自然としばらく一緒に進むことになりました。このステージ3つめのピークはちょっと急な登りです。お互いのことを話しながらの登りだったので、気が紛れて良かったです。私が前でしたがペースも似ていました。

ピークが近づくにつれ風が少しきつく感じました。岩登りのようなとこをもありました。日も暮れかかって肌寒くなっています。19時頃にピークのCol de la Crosatie(2,838m)に到着。

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あとは下るだけです。なんとかライトを使わずにライフベースまで行きたいと思い、ペースを上げて行きます。最初はやや急な下りでしたが、それを過ぎるとそうも感じなくなりました。進んでも進んでも街が見える気配がありません。とうとう諦めてヘッドライトを取り出して点灯開始です。

一緒に進んでいたKさんが膝が痛くなってきたということでペースを落とすとのことでしたので、先に行くことになりました。コースが舗装路に変わります。そろそろそろかな~と思うと明かりが見えてきたので、やっとライフベースに到着と思っていたら、エイドのPlanavalでした。がっかり。Kさんが追いついてきたので、補給して再び一種に進みます。

Planavalのエイドで会った別の日本人選手がライフベースまであと3kmらしいって言っていたので、3kmだと思って進んでいきましたが、なかなか着きません。もう3kmは越えてるでしょ?3mile間違いじゃないの?なんてKさんと話しながら進んでいきます。1時間近くたってようやくライフベースValgrisancheに到着です。23時前ですので、スタートから13時間弱。思った以上にかかりました。

預けていたドロップバッグを受け取りスタッフに寝ることを伝えると仮眠スペースに案内してくれました。ホテルのような立派な部屋で、ベッドが2つとエクストラベッドが1つありました。シャワー、トイレ付きの部屋です。想像もしていないところだったのでビックリでした。

ビールを飲んで寝ようってことで、ビールをもらってKさん乾杯。私はアルファ米にお湯を入れてもらい(「アクア カルダ」ってイタリア語を覚えておきました 笑)、それも食べました。そのあと3時間寝ることにしました。

つづく。
posted by ysdhrs at 16:49| Comment(0) | トレイルランニング | 更新情報をチェックする

2014年09月21日

ジュネーヴ~シャモニー~クールマイヨール

9月4日(木)業務終了後、Tor des Geantsのため、イタリアのクールマイヨールへ向かいます。

横浜から成田エクスプレスで成田空港へ。車内はガラガラ。成田エクスプレスに乗るのは初めてなので、こんなもの?夏休みが終わった9月だし、平日だし、夜だし・・・ってのがあるのかな。通勤電車で使っている人が途中でたくさん乗ってきて、成田空港手前で降りていきました。

成田空港も閑散としていました。何だか寂しい感じ。出発便が数少ないようです。両替店を含むほとんど店の営業が終わっており焦りましたが、まだ営業している両替店があってホッとしました。出国手続を済ませ、搭乗ゲートで時間まで待ちます。

22時30分出発。今回はターキッシュエア(トルコ航空)なのでイスタンブール経由でジュネーヴに行きます。乗り心地はイマイチ。同じエアバスでも3年前に乗ったのスイスエアの方が良かったような気がします。

イスタンブールに現地時間5時ぐらいに到着。ジュネーヴ行きの乗り継ぎ便まで3時間以上も待ち時間があります。トルコへは入国なし。同じように乗り継ぎ便待ちの人たちが山のようにいました。ここでは店は開いていました。

イスタンブール空港.JPG

待ちくたびれてようやくジュネーヴ行きの便が8時10分に出発。機内では軽食でなく、しっかりした朝食がありました。成田~イスタンブール便の2回目の食事と同じメニューでした(笑)同じターキッシュエアだから仕方ないか・・・。

現地時間10時半頃にジュネーヴに到着しました。荷物も無事出てきました。中央駅(コルナヴァン駅)まで電車で移動。シャモニー行きのバスの出発まで2時間ほどあるので、前回観光した時に行けなかった宗教改革記念碑を見に行くことにしました。駅で荷物預かりの場所を見つけられず、荷物は持ったままになりました。せっかくスイスフラン用意したのですが(笑)

宗教改革記念碑_1.JPG

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バスターミナルよりシャモニー行きのバスに乗ります。途中、見覚えがあるようなないような景色を眺めていました。シャモニーに近づくにつれてワクワク感ができてきました。CCCとUTMBで来たことがある街だからかな。14時頃シャモニーに到着です。

見覚えのあるシャモニーの街。1週間前まではUTMBで賑わっていたと思います。モンブランは雲に隠れて見えず。ノースフェイス直営店に行ってUTMBのTシャツ買えないかなと思って行ってみましたが休みでした。どちらも残念。

シャモニー駅前_1.JPG

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シャモニーではあまり時間がなく、クールマイヨール行きのバスに乗ります。今思うと、もう1本後のバスにすれば良かったかなと。そうすればもう少しシャモニーでゆっくりできていましたね。長いモンブラントンネルを抜けるとイタリアです。そして見覚えのあるクールマイヨールのバスターミナルに到着。15時半頃です。

クールマイヨールバスターミナル.JPG

宿泊先のホテルへ。地図で方向は確認できていましたので、迷うことはなさそうです。ただ、結構な坂道がありキャリーバッグを引っ張るのが大変(笑)思った以上にバスターミナルから遠かったです。でもホテルの目の前にスーパーがあるのはありがたい。バルコニーからの眺めもまずまずです。

Hotel Pavillon_1.JPG

Hotel Pavillon_2.JPG

成田から約24時間。待ち時間の長さもあって結構かかりました。日本の朝出発するより疲れました。
posted by ysdhrs at 13:55| Comment(0) | 観光 | 更新情報をチェックする

2014年09月02日

銀座咖喱堂

午前中は飯田橋で打ち合わせでしたが、終わった時間のタイミングが悪く丁度ランチタイム。ホントは今回も近くの神楽坂あたりで・・・と考えていたのですが。仕方なく横浜に向かいます。

そごう横浜店のレストラン街で店を探し、「銀座咖喱堂」へ行ってみることにしました。MARK ISと違って年齢層が高く感じるのは気のせいか?店内も少し高級感があるような・・・。

店頭に9月のおすすめ(だったかな?)のようなことが書いてあった「黒毛和牛 ビーフカレー」を注文。これは激辛カレーではないので、じっくり味わえます。肝心の黒毛和牛は少なかったな~。1,500円ぐらいで贅沢言うなってところでしょうか(笑)

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posted by ysdhrs at 23:59| Comment(0) | | 更新情報をチェックする

2014年09月01日

なんくるないさー

今日は昼休みに打ち合わせだったので、遅めのランチ。雨ですが久しぶりに(でもないか 笑)MARK ISのフードコートに行きました。夏休みも終わって人が少なくなっています。

まだ行ってない店で沖縄料理「なんくるないさー」ってところで、「野菜そば」を注文。なぜ「野菜そば」かというと、人気No.1って書いてあったからです(笑)

メニュー名が沖縄っぽくないな~と思っていましたが、麺が沖縄そばの麺でした。味付けは自分が味わったことがある沖縄っぽさがないなって印象です。沖縄ってのを差し引けば、悪くはないかなと思います。

野菜そば@なんくるないさー.JPG
posted by ysdhrs at 22:08| Comment(0) | | 更新情報をチェックする